昨年度は試合の直前に怪我人が出てしまったためにリーグ戦を棄権となってしまった松山大学。OBを交えてのオープン戦という形式で試合をすることでシーズンを終えた。「昨年は人数も集まり久々に公式戦が出来ると意気込んでいただけに非常に悔しい思いをした」と主将・原田晋也(4年・防府商工)は語る。
4年連続でリーグ戦への参加を棄権している松山大学であるが、今季も少人数でのスタートとなる。「今季のリーグ戦への参加はもちろんだが、来年以降にも繋がるチーム作りをして行きたい。そのための土台作りとして今年こそはしっかりと新人勧誘を行って部員数を確保してチーム力の増強をしていきたい」と原田主将は意気込む。3月までは勧誘活動が制限されている中でSNSなどを利用してチームの情報発信を行ってきた。
4月以降は大学からの規制も緩和されており、対面での勧誘が可能となっているので積極的に新入生への声掛けを行い部員獲得へ努める。興味を持ってくれている新入生がいるので確実に入部へと繋げて部員数の増加を図りたい。
人数の関係上でなかなかチーム単独での充実した練習が組めないでいるが、精力的に近隣の愛媛大学や地元でOBの数多く在籍する社会人チーム「愛媛オレンジメン」と合同練習を行うなど内容の濃い練習をするように心掛けている。
春季は対外試合の予定は組まれてはいないが、7月に毎年恒例となっている交流戦・愛媛大学との「フレッシュマンボウル」を開催する予定ではある。JV戦という形で両大学の下級生ユニットでの試合だが、春季はそこを目標に活動に励む。
今季の2部リーグは山口東京理科大学との一騎打ちとなる。2010年以来の1部リーグへの昇格を目指して、まずは2部リーグでの優勝を目標とする。
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